一個前のエントリーの続編…みたいな感じかな。
たぶん、全部正しいんだよね。学説って。
頭の良い人たちが、何十年の研究の末に考え出した事柄なんだから、よっぽどじゃなければ、間違ってる事とかって無いはずなんだよね。
ただ、何の、どんな利益、どんな原則、どんな機能を重視するか。実際の感覚と、法解釈学の理論と、どっちを重視するか。
そんな、単なる利益衡量というか、比較衡量というかで、基本的なスタンスとか、考え方とかってのが決まってくるんだと思う。
だからこそ、自分自身がどう考えるべきか、どうすれば良いのか迷うわけで。
あっちこっち、自分の思うところだけ切り貼りしていくのは、理論矛盾を起こしたりするし…かと言って、自分が妥当だと思う結論にたどり着くには、理論を捻じ曲げてでも、そっちに持って行きたいわけで…。
う~ん。悩ましい。
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